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Samsung、独自OS「Bada」を「Tizen」 に統合中
Samsungが自社開発の独自OS「Bada」をIntelと共同開発する「Tizen」に統合すると発表。→ サムスン、Bada を Tizen に統合中。対応スマートフォンは年内登場 -- Engadget Japanese
Tizenは一緒にOSを共同開発していたNokiaをMicrosoftに取られたIntelが、新たな伴侶としてSamsungを選び、命名しなおしたLinuxベースのモバイルOSです。
GoogleがMotorolaを買収したこともあり、SamsungがAndroidになにかあった際のバックアップを持っておきたいと考えるのは当然の成り行きかもしれません。
モバイルOSの現状は↓こんな感じ。とにかく“Android”の吸引力が凄まじい。
星を飲み込むブラックホールのごとく、各OSのシェアをズルズル吸ってます。
開発者 | OS名 | 今後の開発 | 世界シェア |
Apple | iOS | ○ | 16.6% → 15.0% |
Android | ○ | 25.3% → 52.5% | |
Nokia | Symbian | × | 36.3% → 16.9% |
Nokia | Maemo | × | - |
Intel | Moblin | × | - |
Intel+Nokia | MeeGo | × | - |
Samsung | Bada | ○ | 1.1% → 2.2% |
Intel+Samsung | Tizen | ○ | - |
RIM | BlackBerry | ○ | 15.4% → 11.0% |
※世界シェアは2010年Q3→2011年Q3のもの(参照)
iOSもシェアを落としてますが、母数は拡大してますので踏みとどまっていると言えます。
移り気なNokia、失態続きのRIMは消えてしまいそうな勢いです。
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