05
03

Intel NAND製造設備をMicronに売却か

うーん、どうなるんでしょう。
 → 北森瓦版 - Intel NAND製造設備をMicronに売却

IntelのNAND撤退話は初めてではなく、うちでも2年前に紹介したことがあります。

業界筋の話としてIntelがNANDフラッシュ事業から撤退するのではないかとのこと。
 → 蹴茶: NANDフラッシュ 第3四半期 東芝躍進 [12.26]


エルピーダ破綻で「NANDも手がけるべきだった」という話が出ますが、NANDマーケットもまたDRAMほどではないにしろ不安定です。

Samsung、Hynix、Micronなどは、DRAMへの切り替えでNAND不況を乗り切ることが可能だが、iSuppliは2008年のDRAM売上高は前年比わずか4%増で、あまり期待はできないと予測する。NAND業界にとっての唯一の期待はDRAM価格が大きく持ち直すことだが、向こう数カ月間はそれも起きそうにないという。
 → 「iPod下方修正」響き、NAND型フラッシュメモリ需要が減少傾向に――iSuppli予測


設備の融通が利くDRAMとNANDはシーソーのようなものなので、生産ラインを切り替えたはいいものの、切り替えた先にプレイヤーが集結。また価格下落に苦しむオチもあり得ます。むしろライン切り替えに要した時間分損します。エルピーダのDRAM特化も結果的には失敗でしたが、この辺は難しいところです。