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Lightningコネクタ構想は3年前に遡る?

まだLightningコネクタがThunderboltベースかどうかわかりませんが、いつもの与太話。

3年前、LightPeak(現ThunderBolt)構想時に、Appleが乗り気という話がありました
 → 蹴茶: Light PeakはUSB4.0? 規格策定にAppleの影 [10.6]

Intelは超高速転送が可能な光ファイバー仕様にしたかったのですが、Appleは「iPhoneに使うから銅線にしたい」。それから銅線へと方針転換され、今のThunderboltになったと。

当時のAppleのプレスリリースでも、ThunderboltテクノロジーがPCに留まらないことは示唆されています。

アップルは報道発表資料の中で、「さまざまなシステム、ケーブルそしてデバイス上に自由に実装できるThunderboltテクノロジーは高性能I/Oインタフェースの新しい標準として広く採用されるものと期待されている」と語っている。

また、同社のワールドワイドプロダクトマーケティング担当シニアバイスプレジデントを務めるPhilip Schiller氏は、「Thunderboltは革新的な新しいI/Oインタフェーステクノロジーで、毎秒10Gビット/秒という驚異的な転送速度を提供し、新しいMacBook Proにふさわしく、重要かつ標準的なあらゆるインタフェースをサポートすることができる」とのコメントを寄せている。
 → アップルの最新ノートが新高速インタフェース「Thunderbolt」搭載、USB 3.0の行方に暗雲か - EE Times Japan


Thunderboltベースのものだとすると、構想は3年前から始まっていたことになります。

Intelが USB3.0で妥協する気はなく、LightPeak構想の復活を狙っているという話もありますが、いっそのこと、今回のLightningコネクタをAppleにライセンスしてもらって、USB4.0にしてくれてもいいのにと思ったり。

薄型で表裏ないコネクタ形状はウルトラブックやタブレットにも最適でしょうね。

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