シュミット会長「（Motorola新製品は）驚くべきものになる」

Googleシュミット会長「驚くべきものになる（phenomenal）」

　→　グーグルのシュミット会長、モトローラの新製品について示唆：「驚くべきものになる」 - CNET Japan


GoogleがMotorolaを買収したのが2011年8月。
　→　Google、モトローラ・モビリティを買収へ。総額125億ドル - Engadget Japanese

折しもAppleなどによる特許訴訟の嵐が吹き荒れる中で、Motorolaのライバルであるソニーや LG も「Androidの知財防衛のためなら」と表向きは歓迎姿勢を示していました。

シュミット会長も

心配されているような方法で、誰かに肩入れすることはない
(We won’t play favorites in the way people are concerned about.)
　→　WirelessWire News　／　Bloomberg

と言っていたのですが、全く関与しないわけでもなさそうです。

シュミット会長曰く、最優先事項はAndroidのエコシステム、そして強力なAndroidメーカー間の競争が必要と語っています。目下、Samsung独り勝ちの様相ですので、Motorolaを育てSamsungがライバル視するぐらい規模にまで育てたいと思っているのかもしれません。

Motorola専用機能をAndroidに内々に付け加えるといったあからさまなことはしないでしょうが、Androidのエンジニアによるサポートなり、ロードマップの開示なりの恩恵はあっても不思議ではないですね。


SamsungのTizen始動とも関わってくる話なのでしょう。
　→　いずれはAndroidを切り離す？ SamsungはTizen搭載スマホを2013年中に発売か - EE Times Japan