05
03
2013
インテル、Haswell世代グラフィックスチップ「Iris」

インテル、Haswell世代グラフィックスチップ「Iris」

IntelがHaswell世代のグラフィックスモデル名を正式発表してます。
 → 次世代グラフィックスチップ「Iris」の詳細を発表 - CNET Japan
 → 上位モデルは「Iris」。Intel,Haswellにおける統合型GPUの新しいブランド名を明らかに - 4Gamer.net

公式のリリース文はこちら
 → Intel Doubles Down on Visual Computing – Meet Intel潤・Iris潤・Graphics | Technology@Intel

Intelの自信の現れか、上位モデルには新たに「Iris」というブランドが付けられています。まだ発表されてませんが、Haswell製品化時にはロゴマークも用意されるはず。

コードネームモデル名
GT3eIntel Iris潤・Pro graphics 5200
GT3(28W)Intel Iris潤・graphics 5100
GT3(15W)Intel HD graphics 5000
GT2Intel HD graphics 4600 / 4400 / 4200
GT1Intel HD graphics


モバイルにおいてはIvy Bridge世代の2倍のパフォーマンスを実現。2006年の統合型グラフィックスコアと較べると、3DMark06スコアは75倍になったとアピール。

Intel GPUのパフォーマンスは75倍

「いまさら3DMark06?」と思いますが、2006年のGPUを同じ土俵で比較しようとすると3DMark06が妥当なところですね。

DirectX 11.1、OpenCL 1.2、OpenGL 3.0対応。
ハードウェア支援によって、動画・写真の編集も高速化されます。

あとは何度も開発が滞った前科のあるIntelのドライバ開発が鬼門です。
ドライバが順当に提供されれば、結構使えるGPUになるのではないでしょうか。

ついでにNVIDIAのPRパネル(一部加筆)を再掲しときます。

GeForce

GeForceやRadeon側も2倍、3倍にパフォーマンスを伸ばしてきますので、独立GPUがパフォーマンスで優位に立つ状況はおそらく変わりません。Simcityのような最新タイトルを美麗にプレイしたい場合はやはり独立GPUが必要になってきます。