05
18
2013
Intel、初代iPhone用プロセッサ製造を断っていた
Intel、初代iPhone用プロセッサ製造を断っていた
実はIntelが初代iPhone用プロセッサのオーダーを断っていたことが判明。噂やリークの類ではなく、オッテリーニ前CEO自らの発言。
Appleはあるチップに関心を抱いており、それに一定の金額を払いたいと考えていたが、その金額以上はびた一文も出す意思がなかった。そして、それはわれわれの予測していたコストより低い金額だった。私には、それが上手く行くとは思えなかった。それは、生産量を増やすことで埋め合わせられるようなことではなかった。そして、今思い返してみると、われわれの予測したコストは間違っており、生産量はあらゆる人が考えていた量の100倍だった。
→ インテル前CEO、初代「iPhone」へのチップ供給を見送ったことを明かす - CNET Japan
あら、これは
“その時歴史が動いた”
と言っても過言ではないですね。
この時オファーを受けていれば、ARMの興隆は無かったか、あっても随分遅れたでしょうし、いまのようにQualcommやNVIDIAがメインプロセッサに殴り込みをかけることもなかったかもしれません。