09
30
2013
EUのコネクタ互換義務化法案、Appleへの新たな圧力となるか
EUのコネクタ互換義務化法案、Appleへの新たな圧力となるか
資源の無駄を減らすために相互互換性を持たせるよう義務化する新法がEUの専門委員会で採択されたそうな。→ アップルが「Lightningコネクター」を廃止し、「microUSB」に統一?――欧州で新法制定の動き – すまほん!!
現在European Councilに非公式協議をはじめているとのこと。法案が成立すればAppleにとっては新たな圧力となりますが。
覚えている方も多いかと思いますが、似た話は以前にもありました。このとき、Appleは Lightning to microUSB 変換コネクタを出しています。
→ 蹴茶: Apple、欧州委員会のルールに従い microUSBアダプタ発売 [9.15]
違いは何?と思ったのですが、元になったMacWorldを読むと前回はメーカーの自主規制みたいなもので、今回はより強制力のある義務化ということでしょうか。
This is not the first attempt to set a standard for universal phone chargers. In 2009 the European Commission, the International Telecommunications Union (ITU) and leading mobile phone manufacturers drew up a voluntary agreement based on the micro USB connector.
これは携帯充電器の共通規格を定めようとする初の試みではない。2009年、欧州委員会はITUと主要携帯メーカーと共にmicroUSBコネクタをベースにした自主協定を策定した。
→ Apple should be forced to conform to a standard charger, say EU politicians | Macworld
今回の動きが「義務化」を目標にしたより強いものであれば、互換コネクタでは済まなくなる可能性はあります。
これが立法手続きの最終段階なのかどうかわかりませんが、執行されるかどうかはいましばらく様子見が必要ですね。