12
03
2013
中国の無人ヘリ「V750」がスゴイとか
中国の無人ヘリ「V750」がスゴイとか
中国の無人ヘリ「V750」。ヤマハのラジコンヘリのようなものを想像しましたが、結構デカイ。→ V750 Unmanned Helicopter Can Rival US Counterparts
→ 中国が開発中の無人ヘリ「V750」がスゴいらしい : ギズモード
米軍の無人ヘリ MQ-8 ファイアスカウトの航続距離が200kmに対し、V750は500kmと大きなアドバンテージがあるとギズモードは報じています。条件が同じかどうかわかりませんが。
こちらがそのMQ-8。
MQ-8シリーズ最初のMQ-8Aの開発は10年以上前で、現在はこのMQ-8シリーズの自動操縦システムを有人ヘリである Bell 407 に移植した最新モデル MQ-8C が開発されています。現在2機が米海軍に納入済みです。
既存の実績あるヘリをベースに使うことで、開発リスクとコストを抑えたとしています(MQ-8Aもベースがあるらしいですが)。性能は飛行時間は既存のMQ-8の2倍、飛行距離は3割増しだそうです。
関連
FlyTeam
→ ノースロップ・グラマン、米海軍のMQ-8Cファイアスカウト無人ヘリを受注
→ アメリカ海軍MQ-8Cファイアスカウト無人艦載ヘリ初飛行 海自も注目
→ ノースロップ・グラマン、MQ-8Cファイアスカウト無人ヘリ2号機を納入
ノースロップ・グラマン
→ MQ-8Cデータシート
→ Fire Scout
Price/Unit Cost: The unit cost of the MQ-8C is $17.96 million in FY 2013 (flyaway cost) of which the airframe makes up $10.30 million. In comparison, the MQ-8B had a unit cost of $10.81 million in FY 2011.
→ MQ–8 Fire Scout (MQ-8B/MQ-8C) | Info, Budget/Costs, Specs
MQ-8B のユニットコストは 1030万ドル、約10億円。
MQ-8C のユニットコストは 1796万ドル、約18億円。
ランニングコストも有人ヘリに較べるとかなりコストを抑えられそうです。