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2013
Microsoft、モバイルOS無償提供へ方針転換か

Microsoft、モバイルOS無償提供へ方針転換か

大きく方針転換。

「Windows」に対するMicrosoftの今後の刷新の一環として、「Windows Phone」と「Windows RT」が端末メーカーに無償で提供される可能性があるという。The Vergeが米国時間12月11日、「Microsoftの計画に詳しい情報筋ら」の話として報じた。両OSの無償提供はまだ確定には至っていないが、MicrosoftのOS担当バイスプレジデントを務めるTerry Myerson氏がこれを真剣に検討しているという。
 → 「Windows Phone」と「Windows RT」、MSが端末メーカーへの無償提供を検討か - CNET Japan



「Windows Phone」は元々Nokiaしかまとまった量を販売しておらず、そのNokiaの携帯事業もMicrosoftが買収したので Nokia分も消滅。どうすんの?ということで方針転換を検討中。


Windows RTはライセンス料が公式に明らかになったことはないですが、以前の噂では85ドル。「後追いなのにライセンス料?」と誰しもが思うところで、実際はもっと安くなってはいたと思いますが、普及ままならず追い込まれた印象です。

無償で成果が上がらなければ「撤退」の二文字がちらつきますが、PCが萎む中、ARM陣営からの撤退というのはなかなかできないでしょうね。

現行のWin8もそうですが、なんとかデスクトップWindowsからモバイルに呼び水をして盛り上げようとしているのですが、いまのところ芳しくありません。


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