02
07
2014
どうしてVAIOを売る羽目になったのか 最近の業績
どうしてVAIOを売る羽目になったのか 最近の業績
正式に発表されたVAIO事業の売却。そして同時に発表されたテレビ事業の分社化。
どうしてかつての花形2事業がこんな憂き目になったのか。
2013年度の四半期業績を並べてみると明快です(左は2012年度業績)。
出典: Sony Japan 13Q1、13Q2、13Q3、セグメントについて
見ての通り、テレビ、パソコンともにほとんど利益貢献してません。
むしろ赤字。
誰が稼ぎ頭かといえば、間違いなく金融。
ついで浮き沈みはありますが、映画と音楽事業。
平井CEO就任間もない間はまだ株主提案を蹴る余力もありましたが、いよいよ圧力を撥ねのけられない状態に追い込まれたことになります。
→ ソニー、分離上場を拒否 サード・ポイント 物言う株主「対話続ける」 - MSN産経ニュース
いったい何屋なのかわからなくなってきました。
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→ 【笠原一輝のユビキタス情報局】これは終わりではない、VAIO新時代への幕開けだ - PC Watch