06
16
2014
サイバー攻撃の中国軍をどのように特定したのか

サイバー攻撃の中国軍をどのように特定したのか

サイバー攻撃元となった中国軍の61398部隊をどのように特定したのか。

『次世代戦闘機ジョイント・ストライク・ファイター(JSF)の研究開発資料の9割を盗み出したことはわかっている。』
『シリアやイラン、ロシアなども国家的なサイバー攻撃をしかけているが、規模で見れば中国が圧倒的だ』
 → サイバー攻撃の中国軍、特定への舞台裏(真相深層) :日本経済新聞


うぉーい。
資料だけで模倣できるわけではないでしょうけども。

しかし、紛争になればインフラへのサイバー攻撃が行われるのはほぼ必定でしょうねぇ。



ちなみに。


米国のサイバー部隊の専門家は現在1800人在籍しているそうです。さらに2016年までに6000人にどどーんと増強。
 → アメリカ:2016年までにサイバー部隊6,000人に増強

翻って自衛隊のサイバー部隊は陸海空あわせて90人。90人…
 → 自衛隊「サイバー防衛隊」発足


以前、イギリスの情報機関の責任者から、昨日、総理のところで公安調査庁長官がこういう話をしていましたねと言われたことがあります。警告です。情報が漏れているから何とかしたらどうかと言ってくれているわけです。しかし、日本は自分がスッポンポンだということに気がついていません。
 → 小川和久氏:JBpress


かつての大艦巨砲主義の二の舞にならなきゃいいですが。


関連
 → 米サイバー部隊6000人に増強へ 中国などに対抗 :日本経済新聞
 → 防衛省・自衛隊:サイバー防衛隊の新編について
 → NSAは輸出するCisco製品にバックドアツールを仕込んでいた - ITmedia