10
07
2014
レノボ式 オールインワン・ドッキングコネクタ
レノボ式 オールインワン・ドッキングコネクタ
パソコン進化のトレンドが絶対性能から電力効率に変わり、デスクトップも小型化が目立つ時代に。VESAマウントもより注目されるようになってきてます。
が、実際はこれだけではすまないのが悲しいところ。
少なくとも電源ケーブルx2、映像x1(場合によっては+USB)が付いてきます。電源ケーブルと映像ケーブルは太めなので、取り回しはなかなかに面倒くさい。
マザーボードとケースの規格である「ATX」のように、ディスプレイとの接続規格もあればいいのにと思いますが、いまのところそういった動きはないですね。
そんな中、レノボが出してきたソリューションがこれ。
ThinkCentre Tiny-in-One 23(法人向け)
一見、普通のディスプレイですが、
ガコン
デデーン Ohスッキリ。
1本だけ電源ケーブルは必要ですが、本体側の電源ケーブルと映像ケーブル、そしてディスプレイ側のハブと繋ぐUSBケーブルは不要になります。非常にすっきり。
仕組みは、レノボが独自コネクタを開発したわけではなく、電源、DisplayPort、USB、3つのコネクタを並べた接続モジュールを使っています。
合体した状態でVESAマウントでアーム化することも可能です。
出典: Lenovo 日本
家庭ではあまり関係ないですが、盗難防止用のキーロックも1つで済むようです。
オールインワンPCと違って、本体側を自由にリプレースできる点をメリットとして謳っています。
今後、Win 8.1 with Bingを搭載した安価なミニPCがポンポン出てくると、ディスプレイ側とPCをスマートに接続したいというニーズは増えてくると思います。
レノボのような独自ソリューションが増えるのか、はたまたATXのようなパブリックな規格化が図られるのか、全てを飲み込もうとする次世代USBが存在感を増すのか。ウォッチャーとしては楽しみなところです。
→ 蹴茶: 電源、映像、その他データ、全てを1本のUSBケーブルに [9.27]
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