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2014
すべての元凶と言われたシャープ亀山第2工場が復活 稼働率100%
すべての元凶と言われたシャープ亀山第2工場が復活 稼働率100%
かつてシャープ不振の「すべての元凶」と断ぜられた亀山第2工場が大復活。亀山第2工場(三重県亀山市)は、IGZOなど中小型の生産にシフトした結果、現在はフル稼働に近い状態まで回復した。中小型比率は現在約5割で、需要に応じ8―9割まで高める考えだ。
→ シャープ、依存度高まる中小型液晶-IGZO、4Kスマホ用を量産へ:日刊工業新聞
リーマンショック後に稼働率は5割を切っていたが、現在は100%の稼働率を達成
→ 中小型液晶パネルにシフトしたシャープ亀山第2工場 - AV Watch
上の記事では珍しい製造ラインの写真が載ってます。
第8世代のマザーガラスを使うだけあって、製造装置も巨大です。
不振だった頃。
→ 蹴茶: シャープ低迷、すべての元凶は亀山第2工場 [10.12]
第8世代の巨大ラインゆえ、一度ラインが動き出せば安価に大量のパネルが製造できるのが亀山第2工場の特徴です。逆に需要が足りなければ、不振の元凶となるわけですが。
出典: AV Watch
これまで高精細パネルといえば、LTPS液晶だったわけですが、こちらはジャパンディスプレイが持つ第6世代のラインがおそらく世界最大。
→ 世界最大クラスの第6世代LTPS液晶ラインの量産を開始 | 株式会社ジャパンディスプレイ
関連
→ 蹴茶: ノートパソコン向け 13型 IGZOを来年1月から量産 [2012.11.2]
→ 蹴茶: CGシリコン液晶と IGZO液晶の違い [2012.10.23]