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12
2015
曲面ディスプレイ、早くも頭打ち?
曲面ディスプレイ、早くも頭打ち?
ディスプレーサーチが曲面ディスプレイの頭打ち予測を出してます。昨年各種の家電見本市に多く登場した、画面が湾曲したカーブドテレビについて、ディスプレーサーチは成長の頭打ちを予想した。
昨年の世界販売台数は180万台と推定された。2016~2017年に年間出荷台数が820万台とピークを迎え、
2018年以降は下降線を描くと予測される。
ディスプレーサーチは「カーブドテレビはテレビ産業における一種の流行」との見方を示した。
→ 「量子ドットTV」が今後急成長 サムスン近く量産可能
来年から再来年にかけてが絶頂期を迎え、その後は出荷台数減と予測。
出典: DisplaySearch
テレビの世界販売台数がおおよそ2億台なので、シェアとしては4%程度に留まるということになります。
同じくDisplaySearchが去年の4月に出していた予測がこちら。
出典: DisplaySearch
ここまで触れておいてなんですが、実は予測が豪快に外れてます。
春の予測台数を大きく上回り出荷されています。
これ以外にもDisplaySearchは結構外してますので(有機ELテレビの予測とか)、話半分で受け止めるのが吉かと。
ディスプレイサーチは昨年6月時点では15年の世界出荷台数を180万台と推計していたが、現在は80万台まで下方修正している。
→ サムスン、有機ELテレビへの投資中断 販売不振 :日本経済新聞
曲面テレビの出荷台数がピークアウトする理由としては一過性のファッションだからと答えを付けています。
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→ 韓国勢が推す「湾曲型」は、大型テレビの新トレンドになるか?【IFA 2014】日経トレンディ