04
16
2015
Google ロケーション履歴というある種のライフログ
Google ロケーション履歴というある種のライフログ
Googleが集めている個人情報あれこれ。外部には非公開ですが、Googleはこれを使って個人に合わせた広告を出してます。→ 移動履歴・あなたの趣味をGoogleは全部知っている これが確認方法だ - 週アスPLUS
→ Google 広告設定
これが元となり、近所のマンション販売が出てきたり、海外サイトを見ていても日本語の広告が出たりするわけです。「男性で○○歳」といったプロファイリングの正確さにも驚きますね。
もっと驚くロケーション履歴。何時何分にどこにいたかを事細かに記録しています。ログインしたスマホは持ち歩くとログが取られます。
→ Googleロケーション履歴
上でクリックしたポイントでは「自転車」と勝手に判断してますが、移動速度もモニタリングすることにより、渋滞情報などに繋げてます。
Google の位置情報サービスを使用して端末から匿名で現在地データを共有すると、交通状況などのサービスや機能を改善することができます。
→ 匿名の位置情報収集 - モバイル Google マップ ヘルプ
履歴を取られたくない場合は、オフ設定が可能です。
→ アカウント履歴 - アカウントの設定
問題視される個人情報の収集
こういった個人情報の収集は当然ながら当局には問題視されており、特に欧州では規制への動きが出てきています。
→ スマートフォンの位置情報取り扱いをめぐり、米上院で公聴会 - アップル、グーグルの関係者が出席 - WirelessWire News
→ 独禁法、プライバシー、音楽配信...EUはグーグルやフェイスブック、アップルとどう付き合っていくのか? | 平 和博
ハードウェアで儲けるAppleなどはこの機運を逆手に取り、脱情報収集を宣言。
→ 顧客データはもう集めない アップルが下した決断 - 日経新聞
もう何年か前になりますが、中国が早々にGoogleやfacbookを締め出したのも、こういったリスクを懸案しての話だろうとは思います。Googleがどうあがこうが締め出される運命だったとも言えますね。