05
02
2015
スクエニが作ったDirectX12デモが Build 2015で公開される
スクエニが作ったDirectX12デモが Build 2015で公開される
スクエニが作ったDirectX12デモが Build 2015で公開されてます。→ 4Gamer.net
→ SQUARE ENIX
→ The Official NVIDIA Blog
リアルタイムレンダリングであることを示すために、途中でアングルを手動で変えてます。
↓YouTubeアカウントがクリリンですが、一応NVIDIAが公式に紹介している動画
DirectX11のデモでもそうでしたが、描画の不自然さというより、目の見開き方とか、動きの方が気になります。
使われたのは「GeForce GTX TITAN X」の4台構成。
ここから話が逸れますが、こういった美麗なデモが公開される一方で、人気なのはMinecraftじゃないと思われる方もいるのでは。
「ゲームはグラじゃない」というのはある面で真理なのですが、またある面ではまだまだ性能を必要とするジャンルもあります。
VRは次世代GPUのキラーアプリとなるか
デモでは途中、岩山をくり抜いて作られた街が出てきますが、この山の上まで歩いて下を見下ろすようなVRゲームはしてみたくないでしょうか。
ただVRデバイスを体験した人はわかるかと思いますが、正直、現状のVRデバイスは解像度が足りてないです。Retinaディスプレイを持ってきた程度では足りません。
「失礼が無いように控えめに言っても、"Retinaディスプレイ"的な解像度のものは使い物にならないゴミだ」と衝撃的なことを語るのはPalmer Luckey氏。Oculus社の設立者であり、Riftの開発者です。
…略…
10年後には8Kのヘッドマウントディスプレイがあったとしてもおかしくはないのです
→ 完璧なVR実現のためには8Kディスプレイでも物足りない理由とさらなる課題点 - GIGAZINE
さらに、VR酔いを防止するためには60fpsを越えるフレームレートも必要、
Oculus VR社によると120Hz(fps)は超えたいとのこと。60fps以上出ているから酔わないということでは決してない、ということなんですね。
→ VR酔いってナニ? Oculus RiftにGeForceが最適なワケ:週アスLIVE - 週アスPLUS
ヘッドマウントディスプレイ 「120Hzは何としても越えないといけない壁」 ヘッドマウントディスプレイについて120Hzを実現する必要があると感じている。色々と試した結果、この水準をクリアすることで没入感を生み出せる条件のひとつだと分かってきた。
→ ジョン カーマックの語るゲームを取り巻く技術の未来
というわけで、理想的なVRを実現しようとすると、今回のデモ並みの性能が必要になってきます。
「こんなGPUパワー、もう要らないだろ!」というGPU飽和状態を打破するキラーアプリ、それはVRかもしれません。