05
12
2015
Nifty、MVNOで通話定額SIMに取り組む
Nifty、MVNOで通話定額SIMに取り組む
格安ハードの登場や、SIMロック解除の義務化により、MVNO最大のハードルだった「端末」問題が徐々に解消してますが、次に問題なのが通話です。通話機能付きの通話SIMがありますが、ほとんどが料金 30秒20円。家族割などで無料通話しまくっている層にとってはかなり割高に感じる設定です。
そんな中、NifMoブランドでMVNOを展開するNiftyが通話定額に取り組んでいるとのこと。
→ “話し放題”サービスも予告 - ITmedia Mobile
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期待が膨らみますが、実態としては専用アプリを使ったIP電話になる模様。
NifMoでんわは回線交換方式ではなくIP電話の仕組みを採用するという。専用アプリから発着信スタイルで、従来の「通話」アプリとアドレス帳や発着信履歴を同期する機能も備える。現在はパートナー企業と準備を進めている最中で、電話番号はIP電話用の050番号ではなく、070/080/090を使う携帯電話番号をそのまま使う可能性もあるとのことだ。
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IP電話は緊急通話ができない、電池を多少なりとも余計に消費する、回線状況で通話品質が悪化するなどデメリットも少なくありません。
できることなら単純なIP電話サービスではなく、MNO提供の通話と自然な使い分けができるようなハイブリッド型のサービスに期待したいところです。