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2015
予算1万円で買う天体望遠鏡

予算1万円で買う天体望遠鏡

子供用に天体望遠鏡を買うことに。


スコープテック

まず目に付いたスコープテック社。ラプトル50は某掲示板でも定番として奨められている国産品で、予算1万円であれば筆頭に挙がる製品らしい。

世界天文年2009日本委員会によるビギナーズ賞を受賞。ラプトル60はラプトル50の3年後にリリースされた、50の上位版。

 → 世界天文年2009:世界天文年セレクション

 


ラプトル50と60では対物レンズの口径が違う。
6cmと径が大きいため、より多くの光を集光でき、よりよく見えます。

ラプトル50ラプトル60
対物レンズ50mm径 / 焦点距離600mm60mm径 / 焦点距離700mm
接眼レンズ24.5mm (30倍, 75倍)24.5mm (35倍, 87.5倍)
土星小さめだが輪が見える環が見えます
木星小さめだが縞が2本以上見える縞模様が見える
星雲明るい星雲メシエ番号のついたほとんどの星雲
クレーターシャープに見える非常にシャープに見える
重量1.5kg2.5kg
備考保証期間1年保証期間3年, 主要部品が金属製
集光力はラプトル50の1.44倍



さらに上位のアトラス60とスペック比較してみると

ラプトル50ラプトル60アトラス60
対物レンズ50mm60mm60mm
接眼レンズ24.5mm
30倍, 75倍
24.5mm
35倍, 87.5倍
24.5mm
40倍, 64 or 133倍
微動装置
重量1.5kg2.5kg4.5kg
備考接眼31.7mm対応



 → 初心者向け天体望遠鏡の販売 スコープタウン



ビクセン

双眼鏡などの大手であるビクセン。
ここのスペースアイ600などがラプトル50のライバル。

50mm径 / 焦点距離600mmと対物レンズのスペックは同等。接眼レンズが31.7mm径。惑星を見るにはもう少し上位機種の方が良いようだが、一応ラプトルには無い微動装置が付いているのはアドバンテージ。