10
02
2015
中国の半導体大手がWesternDigitalに4500億円、筆頭株主に

中国の半導体大手がWesternDigitalに4500億円、筆頭株主に

中国の半導体大手紫光(unis)がウエスタンデジタルに37億7500万ドル、約4500億円を出資。筆頭株主となり取締役を派遣。

紫光は清華大が1998年に設立した投資会社が前身。中国半導体会社の展訊通信(スプレッドトラム)買収などを通じて、現在は事実上、半導体専業となっている。ウエスタン・デジタルにとって中国はHDDの重要な市場となっており、紫光からの出資によって営業基盤の拡大などのメリットがある。
 → 紫光集団、米HDD大手に4500億円出資 15%、取締役を派遣 :日本経済新聞



WDにとっては中国で利益を共有するパートナーを作ることで、巨大市場での売り込みを強化できるメリット。

昨今、アメリカとサイバー攻撃を通じた諜報活動が活発化するなか、中国当局から疑惑を持たれるのを防ぐ効果もありそうです。

 → HDDのファームウェアに感染するマルウェアが登場、逃れる術はないことが判明 - GIGAZINE
 → HDDのファームウェアに感染するマルウェア - Kasperskyが発見 | マイナビニュース

日本もかつて日立がIBMのHDD部門買ったりしましたが、結局手放してしまいました。果たして。