10
05
2015
iPhone 6s (Plus)のプロセッサは14nm or 16nmの2種が存在

iPhone 6s (Plus)のプロセッサは14nm or 16nmの2種が存在

※ 判別ツールの紹介を追加

先日、ちょこっと取り上げた話ですが、今回の iPhone 6s / 6s Plusの Apple A9プロセッサは2種類存在しているという話。

製造は1ファウンドリではなく、2ファウンドリの2つのプロセス技術にまたがっているようだ。Samsungの14nmプロセスと、TSMCの16nmプロセスだ。
 → 【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】iPhone 6sのA9チップは異例のマルチファウンドリ製造に - PC Watch



 Samsung  APL0898 14nmプロセス 96mm²
 TSMC APL1022 16nmプロセス 104.5mm²

この2種が発見されてます。これに今後はSamsungとファブに互換性のあるGlobalFoundriesが加わり、ゆくゆくは3社から調達になると噂されてます。

Apple A9 製造プロセス SamsungとTSMC製
出典: Chipworks

以前にもMacBookでSSDの当たり外れという話がありましたが、まさかのプロセッサで起こるとは。新たな当たり外れの誕生なんでしょうか。

 → 「iPhone 6s/6s Plus」の「A9」チップ、TSMC製の方が省エネ性能が優れている?! | 気になる、記になる…


ちゃんと判別しているのかどうか不明ですが、判別ツールがさっそく出回っているらしく、結果が続々とツィートされてます。

 → 「iPhone 6s/6s Plus」のA9チップがTSMC製かSamsung製か調べられる「CPU Identifier」 - GIGAZINE