10
04
2016
米Amazon、USPやFedExとの宅配契約を解除、自前で運ぶぜ
米Amazon、USPやFedExとの宅配契約を解除、自前で運ぶぜ
物流を制する者が次代の小売りを制すると言われてますが、Amazonが物流のさらなる自前化を進める算段してます。Amazonがこれまで米国内での宅配を委託してきたUSPおよびFedExとの契約を解除して、米国内での宅配業務については自社で実施することを検討している
→ Amazon: 大手配送業者との契約解除を検討・配送は自社で実施へ - BusinessNewsline
ベゾスCEOがロボットやAIに熱心なのは知られてますが、最終的には空港と空港、港と港を無人旅客機・船舶が結び、街中を自動運転車が走り回る無人物流を目指していきそうです。
以下記事では輸送パートナーと競合する意図はないとコメントしてますが、「全部自前にはしない」という意味に取りましたがどうなんでしょうね。
自前の物流網に優先的に荷物を流して高い稼働率を維持、溢れる分を外注という感じになるのでは。
日本にも巨大な倉庫を構えてますが、世界規模で物流インフラに投資してます。あれもこれも小売りで負けることはないという自信あっての投資ですねぇ。
アマゾンは世界中に125カ所以上のフルフィルメント・センター(配送センター)と20カ所のソーテーション・センター(仕分けセンター)を設置してネットワークをつくっている。
多数の倉庫作業員や配達員を雇い、ロボットも使って、商品を休みなく出荷している。自社トラックも使っているし、実験的ドローン配送プログラムも広く宣伝している。また子会社が、中国と米国を結ぶ貨物船を運航する予定だとも伝えられている。
→ アマゾンの新たな宅配手段は「貨物航空機」|WIRED.jp
対抗する方は大変です。