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2016
6インチ、超小型ディスプレイ付きPC ほぼスマホ

6インチ、超小型ディスプレイ付きPC ほぼスマホ

クラウドファンディングを募っている6インチ、超小型ディスプレイ付きPC。

Ockel Sirius A

スティックPCが市販されている時代ですので、サイズ自体に驚きはないですが、フルHD 1920x1080仕様のディスプレイが付いているとまた違ったインパクトがありますね。

バッテリーも搭載されており、Windows Phoneの亜型みたいなものですね。


仕様

完全ファンレス仕様ですが、USBの給電も考えてなのか、ACアダプタの容量は結構大きいです。

 CPU Intel Atom x7-Z8750 processor
 DRAM 4GB of LPDDR3-1600
 eMMC 64GB
 無線 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2

 バッテリー 11Wh(4時間の動画再生が可能)
 ACアダプタ 36W

 端子
  USB 3.0x2、micro SDXCスロット、フルサイズHDMI
  フルサイズDisplayPort、イーサネット端子、ヘッドホン端子、電源端子

Ockel Sirius A コネクタ


価格

クラウドファンディングなので純粋な市販価格とは違いますが、早期出資者には本体+外付けのバッテリーパックで499ドル、約5万円のセット価格となっています(このセットは既に売り切れ)

Ockel Sirius A コネクタ 価格

無事に出資者への出荷を終えれば、市販もされるのかな。とはいえ、なかなか出荷に至らず、途中プロジェクトが頓挫することもままあるのがクラウドファンディングですが。

一昔前だとこの価格は到底不可能でしたが、スマホの爆発的な普及により、部材の価格が猛烈に安くなっていることがうかがえます。



今後のスケジュール

変わった機能としては外部ディスプレイに繋ぐと専用のソフトウェアが立ち上がり、ディスプレイの機能がタッチパッドやキーボードに切り替わります。以下動画で48秒あたり。





今後のスケジュール

既に目標額は達成していますので、今後の予定が気になりますが、タイムラインとしては以下のようになっています。

Ockel Sirius A コネクタ

2017年1月までにソフトウェアと最終版となるPCBの開発を終え、セカンドバージョンとなる試作機を完成。

2017年2月~3月 テスト 量産体制の準備

2017年4月 量産開始

2017年5月 出荷開始