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メモ書き ロシアの資源ナショナリズムへの耐性を高めるために

(メモがてら手当たり次第に書いております)

最近、資源開発に対する露骨な乗っ取りを繰り返すロシア。サハリン2を半ば無理矢理、準国営化してしまったのは記憶に新しいところですが、残るサハリン1にも介入をはじめています。またブラジル国営の資源開発企業と提携するなど、世界中の資源を押さえはじめています。

中国も同様に資源を押さえて回っているため、将来、中国やロシアから資源を持たない日本が足下を見られる可能性は高いといえます。極端な話、「資源を回してやるから、北方領土はロシアがもらうね」という事態もありうると思います。大切な温泉が(違

ならば、石油や石炭資源に頼らない原子力発電所を増やそうというのも一手ですが、メルトダウンのリスクはゼロにはなりませんし、原子力発電の燃料ウランも中国がどんどん押さえはじめています。国内での使用済みウランの再処理計画も遅々として進まずあてにはできません。進んでも問題は山積のようです。

水力はもうほとんど開発余地はないので、これもボツ。

風力発電は海岸だらけの日本ならてんこ盛り風車を建てられそうですが、日本の風では発電力のばらつきが大きく、また騒音や鳥への影響など環境問題が目立ってきています。海洋風力発電の実現や、実用レベルの家庭用の発電機がホームセンターで売られたりすると面白そうですが。

残るは太陽発電です。

さて、そもそもなんで、こんな資源ネタを書き出したかというと、
 三洋の苦戦→ソーラーパネル事業の売却?(妄想)→いまどれくらい作ってるの?
 →各社、増産計画がいっぱいあるので、まとめてみよーという流れからです(^^;

いずれ戸建ての家などを建てるなら、屋根中ソーラーパネルにしたいものです。

民間の調査会社によると、世界の太陽光発電の市場規模は
 2005年 1107MW/年
 2010年 5600MW/年(予測)
 2020年 20000MW/年(予測)
 2030年 77000MW/年(予測)

現在導入済みのパネル総計は世界中あわせて 約3700MWだそうです。
ちなみに原子力発電所1基のおおよその発電量は100万KW。換算すると1000MW。

5年後には、原子量発電所5基分のソーラーパネルがじゃかじゃか作られる計算ですね。

● 増産計画

【シャープ】
2007年3月 700MW

【三洋】
2007年度 260MW
2008年度 350MW

【京セラ】
2010年度 500MW

【ホンダ】
2007年 27.5MW

【昭和シェル石油】
2007年 20MW

参考URL
http://www.jpea.gr.jp/4/4-2-4.htm
http://www.ssk21.co.jp/repo/R_R02N0045.html
http://www.sharp.co.jp/sunvista/about/result.html
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2006/06/676444001800.html
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200701170023a.nwc
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070303AT1D0208J02032007.html
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/internet/32728/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070312/120805/?P=2&ST=nb100usual
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/47/naruhodo218.htm