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CES2007 Sony 有機EL 24型, 11型 まとめ

掲示板でも話題になっていますが、CESで注目株の1つだったのは間違いない有機EL。蹴茶に来る人ならおおよその特徴は把握しているかもしれませんが、カラーフィルターを透過する液晶とは違う、自己発光型のディスプレイです。ブラウン管なども自己発光型です。
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 → AV評論家 麻倉怜士氏の評価

自己発光のため、後ろから透過する光をなんとか散らして視野角を広げている液晶と違い、ほぼ真横からみても問題なく見えるのが特徴です。また応答速度も速く、残像を気にする必要もありません。

難点は有機物を使うため、その劣化により寿命が短いことです。今回のCESの展示でも寿命は明記されておらず、ほぼこれまでと同様、数1000時間と見られています。最新のアクオスが60000時間であることを考えると、まだまだ一桁足りないといえます。

しかし、逆に言えばあと寿命だけです。既に有機ELの11型は担当者の方いわく「もう量産してもいいくらい」とのことで、順調にいけば2,3年後にはバイオTに載ってくるかもしれませんね。「有機ELは終わった」発言を反省しきりの蹴茶でした。