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コピワン問題はもっと国民が声を上げることが大切と言われているので、模様眺めするよりは少しでも書いてみようということで以下意見。
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コピーワンスのコピー回数問題にいよいよ決着が着くようです。家電業界は2桁を希望し、テレビ業界、著作権団体は2,3回程度にするべきだと言っていますが、読売新聞によると9回というのが有力なようです。ただダビングできるのは最初に録画したデータからのみで、普通のmp3ファイルのような利便性には遠く及びません。
→ http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070708AT3S0700I07072007.html
この騒動とだぶるのは ウォークマン vs iPod の展開。著作権側である音楽業界に配慮しすぎたウォークマンが、完全な新参者であるiPodに完敗するという結末に終わり、ウォークマンが盛り返したのはATRAC3以外のフォーマット、MP3などにも対応しはじめて以降です。
ユーザー側に立たず、著作権側に配慮しすぎて敗れ去った前例があるにもかかわらず、動けない国内メーカー各社。もしコピーワンスが無ければ、パソコンが主役の様々なテレビ録画管理ができるようになり、いまのようなパソコン不況も無かったのではないでしょうか。唯一、ウォークマンで実際に苦杯をなめたソニーだけが、ロケフリやVAIO TPで、なんとか殻を打ち破る商品を出そうともがいているように見えます。
「著作権ビジネスをもっと保護育成しないと国際競争力に欠けてしまう」
とテレビの人はいいますが、ことテレビに限っては何か国際商品力のあるものを作っているでしょうか。たとえばタレント頼りでチープなストーリー展開のドラマ。リアリティの無さは海外ドラマと較べると酷いものがあります。
また他人の不祥事ばかりを追い回すワイドショーに、脚本通りの展開で笑いと感動を誘おうとするバラエティは言わずもがなです。コピワンの無いアメリカや韓国のテレビ局の方が、はるかに国外で競争力のある商品を作っています。それは海外や国内のアマゾン売り上げを見較べても歴然。
国内Amazonベストセラーランキング(2007年7月)
http://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/dvd/16286791
1.プリズン・ブレイク2(アメリカドラマ)
2.宮1.5(韓国ドラマ)
3.フルハウス(アメリカドラマ)
4.ザ・ホワイトハウス(アメリカドラマ)
5.宮 Love in Palace BOX 2(韓国ドラマ)
6.宮 Love in Palace BOX 1(韓国ドラマ)
7.ハイスクール・ミュージカル(アメリカドラマ)
8.春のワルツ DVD-BOX2(韓国ドラマ)
9.私の名前はキム・サムスン(韓国ドラマ)
過去にもアメリカでは『ER』や『アリーmy Love』、『24』、『プリズン・ブレイク』など言語の違う日本でも人気のある、売れるドラマが数多く作られています。ひるがえって日本のテレビ局はどうか。一時期アジア市場で番組が売れたことはありましたが、いまは韓国に完全に取って代わられています。コピワンにすれば、国際競争力のある商品を作れるとでも言うのでしょうか。
そもそも入社2年目で年収1000万(プレジデント社調べ)という高コスト体質のテレビ局に、質の高い商品を作れというのに無理があります。もっと局側の取り分を減らし、下請けに回す実質的な制作費を増やさなければどうにもならないように思います。
「労働時間が不規則で、長時間労働も当たり前だから、これぐらいはもらって当然」と彼らはいいますが、今時どんな仕事だって大変です。これまでずっと公共の電波を格安で使って稼いでおきながら、未だに国際競争力のある商品を作れていないテレビ局。競争力のあるのは、助成も保護も何もされていない漫画というのが皮肉なものです。
ある意味こんな自分勝手なテレビ局に、いまさら配慮する必要があるのでしょうか。世界で戦う製造業を応援する方がさきだと思います。パソコンメーカーも安易な機能拡張で販売促進をはかるのではなく、本質となるパソコンの使い道を拡張するべく、ユーザーの声を拾い上げもっとテレビ業界と戦って欲しいものです。