世界初「オーガニックパネル」商品化 まだまだこれから 10/1

世界初。製品版有機ELテレビの発表。気になる寿命対策は
 「特定色だけに負荷がかからないように発光/信号処理を行う」
と凝った技を仕込んでいるようです。さすがに、ストレートに有機材料の改良では済まなかったですね。SSDといい、有機ELといい、寿命がネックですねぇ。
 → http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20071001/sony.htm
 → http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0710/01/news059_2.html

コントラスト比は100万:1以上。コントラストは黒を伸ばせば数値上はすぐ桁違いになりますが、我々ノートユーザーにとって恩恵がありそうなのは「視野角」と「応答速度」の方。自発光なので、事実上視野角は考えなくてもOK。光が液晶分子の隙間を通り抜ける液晶と違い、横から見ても色変化はありません(最後の動画)。また圧倒的に速い応答速度も動画、ゲームなどにはもってこいの特性です。

サイズ的には11型なので、type Tシリーズに十分使えるサイズです。ただ、いまノートに載せても50万円近くになるでしょうし、あまり現実的な選択肢ではないですね。素材開発次第ですが、3年後ぐらいには手の届く価格になって欲しいところ。

液晶と違い、有機ELはパネル構造がシンプル。また有機素材を開発しているのは出光興産や三井化学、住友化学など石油化学関連の会社で、液晶とは顔ぶれが全く違います。材料メーカーの動向次第では、いまの薄型テレビの業界シェアも安泰とはいえず、有機ELが花開くのか萎むのかも含めて、色々と予期せぬ展開が起こりそうです。
 → http://monthly.ascii.jp/elem/000/000/035/35971/