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次世代ディスクは普及しなくても構わない 東芝の本音?

藤井社長、今回も吠えてます。期待に応えますね(^^;

「BDの悪口を言わないと収まらないようなので、新製品発表会の前座ということで、少しだけ語らせていただきます」
 → http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20071031/toshiba1.htm


興味深かったのはこのセリフ

「ある会社は“BDだけで”と言っているようですが、30GBとか50GBとか、ではやはり足りない。やはり録画はHDDで、残したいものを光ディスクに残す。NANDフラッシュもあり、遠い先は光ディスクもHDDもなくなる時代が来ると思いますが、当面は光ディスクとHDDを使い分けていく」

この話にディスクレスを目指す蹴茶は思わず共感。

藤井社長の頭には、将来は光ディスクでもHDDでもなく、フラッシュでストレージを制覇するという目論見があるのかもしれません。もちろん、HDDは残るでしょうし、保存性の点から光ディスクも残るとは思いますが、日常的な媒体は全てフラッシュメモリでまかなってしまえという野望は十分あり得る話です。

いま2GBのSDカードで1700円。フラッシュメモリは1年で価格維持で容量2倍なので、
 → SDカード2GB価格 bestgate

ファンの法則が続いた場合、1700円で買える容量
 2007年 2GB
 2008年 4GB
 2009年 8GB
 2010年 16GB
 2011年 32GB

次世代ディスクのごたごたが長引けば長引くほど、すんなり東芝の得意な半導体メディアに移行できる、なーんてことを企んでたりするんでしょうか。少なくともビデオカムの世界は早々にフラッシュメモリが主流になるでしょう。

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