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どうして電子化の手間を消費者がしなければならないのか

はてぶの人気エントリー「漫画の電子化の方法」を見て。
 → http://kyozai.noblog.net/blog/a/10225926.html

蹴茶も一度ならず「PC USER」やら「パワレポ」をはじめとするPC雑誌を電子化しようとしたことか。(ADF付きのキヤノンMP830を選んだのは電子化を見越しての選択でしたが。) そしていつも手間を考えるだけで絶望的になり、やっぱやめたとなるのですが、これって本来出版側がやるべき仕事です。

話はとびますが、オンラインゲームの「FEZ」をプレイすると、おそらくは最近のアニメやライトノベルから取ったと思われるキャラ名があふれ、会話もその内輪ネタだったりします。この辺で年の差を感じたりするのですが、日々そういう楽しげな会話を見ていると、ふと原作を読んでみたくなります。

でも、ライトノベルをこの年で買うのも少々抵抗がありますし、本棚に並べてるのを妻に見られたら冷たい視線が飛んできそうです(^^; できることなら、電子化した形で提供してもらい、電車の中などでさっくり読みたい。現状でもパピルスなど電子Bookサービスはありますが、品揃えという点で全く不足しています。また、フォーマットの氾濫は保存性の面で不安にさせてくれます。

出版不況と言われて久しいですが、本という形態、再販制度で固められてしまった価格が最大の障害であり、実は読者候補は大量にいるのではないでしょうか。どこでも思い立った時に読める形態、そしてリーズナブルな「情報料」で購入できるようにする。紙にこだわらなければもっとやりようがあるんじゃないかと思う今日この頃です。

保存うんぬんはすっぱり諦め、この100円で48時間レンタルというのはいいですね。現状、エロ本が圧倒的ですが(笑) 保存はできませんが、100円なら十分納得できるサービスだと思います。
 → Renta!