kettya.comを検索
東芝から128GBという一段容量が多いのSSDが登場。価格は明記されてませんが、10万円以下を念頭に置いているそうです。MLCなので速度がネックですが、HDDのようにDRAMをキャッシュとして搭載し、高速化を図っています。量産は来年5月なので、早ければ夏モデルで採用でしょうか。
→ http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1210/toshiba.htm
→ http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/10/news058.html
東芝はSamsungと違い、得意分野が「MLC」。シンプルなSLCはオンかオフかの2値のデータを内蔵するのに対し、MLCは一つのセルに4値以上のデータを内包します。単純にいえば倍の記憶容量を得ることができるので、大容量化には最適。反面MLCはデリケートな扱いが要求され、速度と寿命の両面で不安を抱えます。オンかオフの2パターンの区別だけで済むSLCに較べると、4パターンの区別となるMLCはデータが読みにくくなります。
しかしその辺はノイズを除去するなど読み方を工夫し、速度は遅いですがメモリーカードやUSBメモリ程度の使い方なら問題なく使われています。ただSSDとなると書き換え回数の桁が違ってくるので、問題が表面化しやすいと思われます。最近ではさらに上、8値のMLCや、逆に速度と信頼性のバランスを取った3値のMLCなども開発が進んでいます。
→ 蹴茶: 東芝 次々世代以降のフラッシュメモリ技術候補を発表
以上の点から、MLC版SSDはパフォーマンスを求めるよりは、価格を追求するスタンスで攻めてくる製品です。IntelもMLC版SSDに将来性を見いだしているとされ、いずれIntel版SSDも出てくるでしょう。SLCに較べるとMLCは色々開発のしがいがあるというか、技術力で差別化しやすいと各社考えているようです。