kettya.comを検索
民主党議員が動いたようです。とりあえず民主党内で会議の場を持ってみるとのこと。
→ http://blog.goo.ne.jp/kawauchi-sori/e/77c717e2a242e0f624bd7b19ef2d305e
→ http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/92fc0fe76ef2af3be2fbd9296e9fdde7
冷めた人は「所詮人気取り、票目当てだろ」と言うかもしれませんが、それでいいではないですか。当選しなければ、いくら崇高な理想をもっていても実現はできないわけで、既得権益集団以外の票田を意識してくれるのはとても良いことです。清貧、無票では社会はなかなか変わらないのですから。
また思ってることを書いていきますが...
クリエイターの方々が今回のダウンロード規制を全員ではないにしろ、支持するのはある意味納得できるし、もし法制化されたらそれも一つの日本社会の有り様だとは思います。
ただ疑問なのはYouTubeやニコ動を敵視するがゆえに、規制強化を訴える方がいること。規制を強化すればそれでクリエイター(アニメーターやミュージシャン)のみなさんの生活は本当に楽になるのでしょうか。守りである規制とは別にもっと攻める必要もあるはずです。
テレビやラジオの視聴時間は減り続け、一般人の音楽やアニメへの暴露時間は減っています。音楽CDはかつてのような勢いでは売れなくなり、アニメはサザエさんやドラえもんなど古典的で視聴率を確実に稼げるタイトルを除けばゴールデンタイムから排除されていっています。新しいものが非常に育ちにくいドツボ状態にはまっていっているようにみえます。
→ ビデオリサーチ: 過去の視聴率も載っています
どこかで下げ止まるかもしれませんが、しばらくはこの傾向は続くでしょう。触れる機会が減れば、クリエイターが頼りにするCDやDVDの売り上げは減っていきます。深夜帯やラジオだけではジリ貧です。どこかでネットに食い込む必要が必ずあるはずです。しかし、頼るべきレーベル運営サイトや公式動画サイトに人は集まっていません。
理由は色々あるのでしょうが、視聴するまでの敷居が高すぎるように思います。単純に帯域が足らないこともあれば、認証が上手くいかず画面が文字化けしたり、有料なのに期間限定だったり。また試聴する前にSonicStageのインストールを求められたりもします。ベテランのPCユーザーならともかく、そうでない人にとっては見聞きするのを諦めるのに十分な障害です。
帯域はどうしようもないですが、なるべく認証やインストールといった作業を省くことが大切で、YouTubeやニコ動のFLVはまさにうってつけのメディアであるはずです。なのに、それを拒否、ないし萎縮させてしまうことは非常に危険なように思います。
ここからはアニメの話になりますが...
先日新聞にアメリカで海賊版アニメが未だに横行しているという話がありました。現地のアニメ会社によれば、理由は簡単で正規ルートで見られないから海賊版を見るそうです。海賊版は悪いとわかっていてもそれしかないので現状は変わらないということでした。
これはアメリカの話ですが、同じ事が日本でも言えるのではないでしょうか。小学生用スケジュール手帳が売れる忙しい時代です。定刻放映のTVだけに頼っていいのでしょうか。携帯で見られればいいのでしょうが、通信コストやバッテリー消耗を考えればあまり現実的な話ではありません。
いつでも簡単に見られるようにする、これが最重要です。予約録画でもある程度カバーできますが、手間や取り忘れ、トラブルによる録画ミスもあります。やはりYouTubeやニコ動をもっと取り込むべきだと思います。既に一部のアニメはそうしているようですが、低画質版ないし一部カット版をFLV世界に流通させ(音楽はラジオ同様に一部カット)、高画質版はキッチリ取り締まり、DVDや関連商品の売り上げに繋げる。これがベストではないでしょうか。
いまはテレビ局の手前もあるのか、ユーザーのアップロードを黙認する形で低画質版を流していますが、いっそ正規に低画質版をどんどん流し、日本だけでなく、世界に向けて発信すべきだと思います。外国語の字幕は予算があれば付ければいいですが、付けなくとも現地のファンが勝手に付けてくれます。
そうしてワールドワイドにファンを増やし、市場のパイ自体を大きくする必要があるように思います。テレビ局に放映してもらっている、レーベルに売り出してもらっているといった主従関係では、主従を逆転できた一部の売れっ子に富が集中。業界の裾野を広げるような意味での富の分散が起きず、クリエイターの経済的苦境は改善されないように思います。目指すはILM、ピクサーのような独立した存在ですね。
何が言いたいのかわからなくなってしまいましたが、要するに規制はない方がいいですが、もし規制したとしても攻めて欲しいということです。まぁ、言うは易しでなるようにしかならんのですが。
外貨を稼いでくれる唯一といってもいいサービス業。育てたいものです。
保護されまくってるテレビ業界は芸能人に頼りまくりの番組制作で、海外では全く受けず、保護の名目である文化も発信できず、何しとるんダ! 捏造したら電波競売ということでOK。
→ FCCの700MHz帯電波競売開始−“最後のチャンス”に飛び交う思惑
前回の記事
→ 蹴茶: DL違法化は不可避ではなく舞台は国会へ+ニコ動JASRAC問題
蹴茶的には角川の社長は大変鋭いように思います。
→ 「YouTubeは世界共通語」――角川会長の考える“次の著作権” (1/2) - ITmedia News
→ 「隠す権利」から「広める制度」へ 変化が求められる著作権のあり方
→ 中の人の上の人が著作権の次について語っている件 【YouTube】:アート資本主義 - CNET Japan
→ http://kettya.com/neta.php?id=2354