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日本の出版業界のなかでオープンな動画配信に最も積極的といってもいい角川グループがいよいよ始動です。
→ 角川グループ、公式アニメ配信など、YouTube上で新規事業発表
iTunes担当が来日した際、欲しい日本のコンテンツは?という問いに「時をかける少女」と答えたのは有名な話ですが、それ以外にも色々コンテンツを持っている角川にはぜひ世界を相手に商売を成功させて欲しいものです。
日本国内だけで業界活性ができれば一番いいですが、放送業界はのらりくらりと場当たり的な応対をするばかり。基本的に彼らは現状維持が至上命題なので、期待は持てそうにありません。放送業界から自立し、グローバルに市場を広げない限りコンテンツ業界は縮小するだけです。フリーオが出た今となっては、地デジは高画質ソースの流出元でしかありません。
その放送業界はフリーオに突っつかれる形で、ようやくPC用の外付け地デジチューナー解禁を考えているようですが、仕方なしに見られるようにするなど公共電波の私物化も甚だしい。最近は制作費のかからないクイズ番組やグルメ、旅番組、うさんくさい神秘系番組ばかりが増え、良質なドキュメンタリーはほとんど作られておらず、文化発信の意味合いは希薄化するばかり。
→ フリーオ駆逐の最終兵器、「合法外付けチューナー」の胎動:ITpro
いまYahoo!が広告付きで無料音楽配信を検討しているとの話が流れていますが、グローバルに市場を広げれば「DVD/Blu-ray」といった物の販売にこだわらずとも、広告だけでも成り立つ可能性が出てきています。
→ 米Yahoo!、MP3サービスに向けレーベルと交渉か - ITmedia News
日本のネット広告市場規模は4500億円ほど。対して世界の広告市場は約4500億ドル。うちネット広告は7%ほどなので、日本円で3.3兆円の市場です。まさに桁違いの市場が(特に英語圏に)存在することになります。今後は中国も急拡大が見込めます。中国でパッケージ販売を成り立たせるのは相当ハードルが高いでしょうから、広告事業とセットで攻めるのは有効な手のハズです。