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セカンドライフは来ない、しかし仮想世界はポスト携帯化するかも
セカンドライフは運営トラブル、開発の停滞もあっていよいよ尻すぼみな感じがしますが、現実世界と交差する「バーチャルリアリティ」はズンズン進化中です。‘ポスト携帯’ぐらいの大きなムーブメントになるかもしれませんね。→ 見たものの名を記憶する人工知能ゴーグル - MSN産経ニュース
世界的にもVR関連の論文は増加しているらしいですが、日本ではそこへ「電脳コイル」という妙にリアリティのあるアニメが投げ込まれて、興味を持つ人の裾野がグッと広まった感じがします。
→ NHKアニメワールド:電脳コイル
半導体プロセスが進化し、‘電脳ゴーグル’にPC機能とネット機能を内蔵できるようになれば、人の顔を認識し以前もらった名刺をその人の横に表示したり、風景を認識させて歩行ナビゲーション、店頭では商品の型番を見るだけで、その横に価格比較サイトの価格一覧が表示されたりする時代も近いかもしれません。
→ 【MEMS2008】コンタクト・レンズをディスプレイ,カメラ,各種バイオ・センサに - Tech-On!
→ 電子回路とLEDを埋め込んだコンタクトレンズ、開発中 : Gizmodo Japan
→ オリンパス、完全ワイヤレスで背後も透ける新HMD「慧眼」
文字入力が課題といえますが、音声入力は独り言になってしまうので万能とはいえませんね。自分の手自体を画像認識させて、何もない空間ないしどこか平面に仮想キーボードを表示させるのが一番いいかもしれません。メガネ一つあれば、自分のアドレス帳やメールボックス、Wikipedia検索まで、どこでも何でも出来る時代が来るのでしょうか。
→ エンジン、投影型仮想キーボードの予約開始 イメージ的にはこんな感じで
いまのシニア世代の方からすると、携帯がいまいち近寄りがたいものであるように、我々が年を取る頃には若い人は仮想空間と現実とを使い分ける時代になり、ゴーグルを使いこなせないシニア世代がたくさん生まれるのかもしれません。頑張ってついていきたいものです(^^;
→ 『攻殻機動隊』『電脳メガネ』どころではない拡張現実感技術の現在 | 王様の箱庭