SSDは本当に壊れないのか? 5/7

またSSDです(^^; 今回は信頼性の話。以前からあちこちに書かれているので周知の話だと思いますが、フラッシュメモリというのはあまり丈夫ではない。

下のIntelとMicronの共同レポでは、メーカー公式寿命が書き換え5千回〜1万回程度のフラッシュメモリをテスト。1千回未満でもじわじわとエラーが増えることや、ある程度使ったセルを放置するとデータが失われる可能性があることなどに言及されています。
 → 2008 IRPSレポート【メモリ編】IntelとMicronがマルチレベルNANDフラッシュの不良を解析

ただそれは生データの話で、実際は様々な方法で実用上問題ないレベルまでエラーは抑え込まれます。記事では4bitのエラー訂正コード「ECC」で劇的にエラーが減ることが紹介されていますが、他にもセル自体を長持ちさせるため、書き込みの分散、キャッシュDRAMの採用、使用頻度の低いセルを空けて活用するなどの寿命対策が取られていると言われています。(この辺は各社のノウハウなので謎が多い)
 → 「パソコン用DRAMにもECC機能を」 マイクロソフト社が言及
 → MTRON社に,今後の戦略を聞く Tech-On!
 → TDK,MLC型NANDフラッシュ対応のコントローラLSI展示

実験レベルの検証は今後も進むでしょうが、実験と日常使用が違うのもまた事実。我々ユーザーとしては実際使ってみてどうかという実例を重ねて掴んでいくしかないですね。

個人で耐久テストをされているブログです
 → すzのAVR研究: microSDカードの書き込み耐性について

HDDではなら、Googleが膨大な使用データを集めたレポが存在する
 → http://labs.google.com/papers/disk_failures.pdf

SSD関連の記事いくつか
 → 「3年後,ノートPCの1/4にSSDが載る」- メモリ - Tech-On!
 → 日本HDD協会2008年4月セミナーレポート
 → 【キクタマVI】2010年にはHDD搭載モデルと価格差1万円に