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HP展示会続報 iTunesサーバーを転用できるリビングPC しかし
先日ちょろっとGPU-Zの結果だけお伝えしたHPの展示会ですが、他にも写真を撮っているのでご紹介します。⇒ hp Direct+ ノートコーナー
まずはこれ
これは今回のモデルチェンジの目玉である新筐体です。
社内のコードネーム的には「Corlab」と言うそうですが、もっとも違いが出ているのがこの側面の部分。
何が違うかわかるでしょうか。これまでの「NGID」はこちら
側面が底部も含めて一体デザインになっているのが特徴です。特にワールドワイドで展開する外資系でこのコストのかかるデザインは珍しいといえます。新旧で比較するとこんな感じ。左が新、右が旧コンセプトのtx2000筐体。tx2000は最新モデルも「NGID」世代に留まります。
通常の設計では、仕様があって、コストがあって、そこからデザインが決まっていくそうですが、HPは2005年に15人の多国籍デザインチームを設立。まずデザインありきで、製品を作っている結果だそうです。
他にも珍しかったのは、
ホコリが隅につまらなさそうなお椀型タッチパッド
少し盛り上がって認識させやすそうな指紋装置
今回はノートだけでなく、デスクトップの展示ももちろんありました。
⇒ HP Direct+ TouchSmart PC これ
最初は全然興味なかったのですが、一体型の「Touch Smart PC」がiTunesサーバーを参照できるという話に俄然食いつく!
だがしかし、肝心のiTunesが展示機に入っていない(苦笑)
iTunesが扱えるMP4動画への対応は?扱える動画フォーマットは?と色々詳細を聞いても、不明とのことで一向に要領を得ませんでした。
HPは営業に強そうな方は多いのですが、日常生活でもPCをヘビーに使いこなしている、いわゆるPCマニアなスタッフが欠如しているのが蹴茶から見ると弱点です。詳しい人が全くおられないわけではもちろん無いのですが。開発部隊が海の向こうなので、仕方ないところでしょうか。
写真ももちろん扱える。そして薄い。
この薄さで写真立てのような立て方だと、日本だと地震で前にバタンと倒れて液晶が一発アウトな気がします。個々人でちゃんとすればいいのでしょうが、デザイン的にスマートな‘重し’を付けて欲しいような。