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パナソニック 三洋電機買収交渉に入る

数が多すぎると言われた家電メーカーも整理統合の時代到来。負債まみれだった三洋も、携帯電話事業の切り売りなどで有利子負債は約5000億円にまで減少。パナソニックにすれば負債を引き受けてもなお得るものが大きいと判断したことになります。加えていまは金融機関も現金が欲しいはずなので、交渉しやすいというパナ側の読みもありそうです。
 → NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース-各分野の重要ニュースを掲載
 → asahi.com:パナソニック、三洋買収を交渉へ 大株主の金融3社と

欲しい事業としてはエネループというブランドを築き上げ、ホンダや独VWなどとも繋がりのある電池事業。それに先日自社部門を縮小した太陽光発電事業も補完しあえる分野です。元々三洋はパナのように表舞台に立って売るより、法人相手の裏方的な事業の割合が大きいのでパナとしては補完しやすい。さらに根っこが同じ在阪企業で、事務方の整理統合もやりやすそうです。
 → パナソニック、太陽電池「事業化せず」-研究開発を大幅縮小

さぁ、エネループで動くAtom版Let'snoteを出してもらいましょうか(笑)