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消費者センターと長期保証

消費者センターの話が話題になっていたのでリンクはっておきます。
 → NTTひかりTVの悪質勧誘にやられる→解決(消費者センター凄すぎる)

この手の勧誘は、お店や病院、事業所など電話を公開している場所で働いていると嫌というほど経験があるかと思います。かけてくるのは代理店ですが、第一声で代理店ですとはあんまり言わないです。

「NTTのお得なサービスをご紹介に‥うんぬん」

といった感じのイントロから始まります。NTTだけではなく、KDDI、日本テレコム全バージョンあります。強化月間があるのか、やたら日本テレコムが多い月とか偏りがありますが。

で、「代理店の方ですか?」とこちらも第一声で返すと「あ、はい」と答えが返ってきます。私の場合は代理店であることを確認したら、「お願いする事はないのですみません」で終わるのですが、受付の女の子が取ったりするとズルズルと話を引き延ばされたあげく、最後私へ回ってきます。

消費者センターに何回か連絡したことのある人は知っていると思いますが、このような前例が多く、消費者センターの中の人もわかりやすい案件では大きな力になってくれます。消費者センターからメーカーなり販売店なりへ直接電話を入れてくれ、先のエントリーのようにあっさり解決となることが結構あるようです。後々「大丈夫ですか?」と事後確認の電話もかかってきたりします。

一方で消費者センターがあまり役に立たないのが、パソコンやデジタル家電のような専門知識のいる商品です。元々原因がハッキリしないことが多い上に、センターの中の人もよくわからない。加えて消費者側の誤解や操作ミスによる前例が多いのか、消費者センター側もメーカーに突っ込めないようです。解決役というよりは、橋渡し役で終わってしまう事が多いです。

当サイトの常連さんあたりだと消費者センターの人、メーカーのサポセンの人より詳しいことがままあるでしょうから、事態の説明に終始してしまいあんまり頼る気にはならないかもしれませんが。

色々役に立たない的なことを書きましたが、メーカー対応に不満があればひとまず消費者センターに連絡しておくのは無駄ではないです。トラブルの1事例としてあちらのデータベースに記録を残すことになり、多くの事例が集まった場合は関係する省庁へ連絡がいくことになります。

パソコンはサービス商品と違って、保証期間が終わればスパッとメーカー責任のほとんどが無くなってしまうのも難しいところです。

壊れたら勝手にバラして組み直すからいいや、という強者の方以外は長期保証がやはりキーになってきます。一部直販を除けば購入時はたいてい1年間保証ですが、購入後でもサポセンに聞けば3年保証やメーカーによってはそれ以上の追加保証サービスを紹介してくれるはずです。


なにかとサポート不備が話にのぼるデルですが、長期保証を簡単に1年から5年まで選べて買える点は他メーカーも見習って欲しいところです。購入時に一緒に買えるので面倒がない。故障対応は親身というよりルーチンな対応ですが、一応最終的には直してくれるのでまたデルにしとくかという話になりやすい。


おまけ

◆ 各メーカーの保守サービス
 料金は預かり修理のみかサービスマン訪問修理など内容によって様々。

 → エプソンダイレクト:ユーザーサポート コンピュータ本体向け定額保守サービス
 → VAIO延長保証サービス | My VAIO | VAIOパーソナルコンピューター | ソニー
 → 東芝ダイレクトPC PC3年間延長保証サービス
 → NEC Direct > サポート > 延長保証 サービスのご案内
 → [富士通直販WEB MART] パソコン延長保証 : 富士通 あとから購入はできない?
 → Lenovo 保守サービス - Japan
 → Gateway Japan Support: Warranty Information
 → 日本HP - ITサービス「hp care pack シリーズ:ハードウェアサービスのご案内」


あと、クレジットカードに付帯する修理補償サービスなんかもありますが、それはまた今度。