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Let'snoteイベント報告&Let'snoteはどこへいく

Let'snoteのイベントに参加してきました。その雑感など。
 → Let'snote 2009年春モデルタッチ&トライ、週アスLive!

イベントの外伝めいた話ですが。今回のイベントで印象的だったのは、坂田氏の講演後、アスキーイベントでLet'snoteの価格を「これが31万円で、それが26万円」と紹介すると後ろにいたカップルが「えー、高い」と相当驚いた姿でした。

ベテランユーザーはまだLet'snoteのこだわりも理解し価格も納得しやすいですが、25万とか30万という価格はカジュアルユーザーにとっては購入帯からかけ離れた価格になりつつあります。今年はAMDの低価格戦略品「Yukon」も出てきますし、おそらくノートの平均価格は10万円を切ります。

パナソニック曰く「販売台数シェアは前年とほぼ同じ25%」とのことですが、そのB5ノート市場自体が昨年の7月以降猛烈に縮小している状態です(ネットブックの影響でB5モバイルが荒れた動きに)。Let'snoteユーザーが固定してしまい、販売台数が減ることはあっても増えない状況に陥っているようにも見えます。

かつて同価格帯だったThinkPadやMacノートは10万円台まで降りてきて生き残りを図っています。Let'snoteにとっても低価格化が最善の道なのかどうかはわかりませんが、国内ライバル他社とアライアンスを組んででもコスト力を高めないとマズイ時期に来ているのかもしれません。