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MSI X-Slim 340の分解記事

MSI X-Slim 340の分解記事。
 → [Extra]全球首拆 MSI X-Slim X340 - UMPC Fever

10万円切る価格で発表されたMSI X-Slim 340ですが、「安いのには訳がある」ということで国内メーカーの中身を見慣れていると大丈夫かいな?と思ってしまうような簡便な作りです。配線はシールでペタペタと留めています。初期型のネットブックもたいていシール留めでしたね。最新モデルはかなり内部構造がキッチリしてきましたが。

最近は粘着材も高性能になり自動車組み立てにも使われるらしいので一概にシールだから悪いとは言えませんが、シールだけでなくマザーボードやHDDを筐体に直に固定してしまっているため、日常的な振動にかなり弱そうに見えます。

Let'snoteやThinkPadはこの辺はフローティング構造を取ったり、特殊な緩衝材を挟み込んだりしますが、そういったコスト高に繋がる構造は一切省かれているようです。

良い悪いの話ではなくどの程度コストをかけるかの問題ですね。買う側もその辺を念頭におきつつ選択したいところです。多少壊れやすくても安さ優先ならX-Slim、金がかかってもなるべく壊れて欲しくないならLet'snoteを選ぶなど。Windowsにこだわらなければ、品質価格比が最も高いのはMacBook系だと思いますが。