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HDMI v1.4, SATA 3.0 リリース
■ HDMI1.4双方向通信が弱点の1つであったHDMIがv1.4に進化し、双方向通信が強化されてます。最近はHDDレコーダーも番組情報をオンラインで得てますし、HDMI経由でネットに繋がれば配線が少し整理されることに。機器の対応が必要ですが。
→ HDMIの新バージョン「1.4」が規格化。Ethernet伝送も -AV Watch
HDMI 1.4では、新たにHDMIケーブル上でEthernet信号の双方向通信が可能となるほか、4K/2Kの高解像度映像や、3D映像信号の伝送に対応。さらに、Adobe RGBなどの広色域規格や、新たに策定されたMicro HDMIコネクタに対応するなど多くの機能強化が図られている。
逆にEthernetケーブルを使って映像を伝送する規格「DIVA」が中国で規格化されています。
国産化推進の一環で、HDMIの対抗馬として扱われています。
→ 中国家電メーカーが新インターフェイス規格「DIVA」策定へ
→ EthernetケーブルでHDMI以上の高画質,新AVインタフェース「DIVA」の狙いをSynerchip社に聞く
安価なEthernetケーブルが使えるのは有望な利点だと思いますが、これまでにも中国版CPUや次世代ディスクなど数多くの失敗があるため、どこまで普及するかは謎です。
※追記
ITMediaのHDMI 1.4説明会記事を追記。より詳細なレポートになっています。
将来のテレビ3D化のトレンドを先取りする形で動いているのは興味深いところです。
→ HDMI 1.4が示した“業界の方向性”
■ SATA Revision 3.0 リリース
SSDの急速な速度アップで帯域が逼迫しはじめていたSATAですが、倍に拡張されました。
→ SATA Revision 3.0 specification completed and released
→ SATA Revision 3.0 released • The Register