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B-CASに代わる新方式で実現すること
なかなか決まらないB-CASのその後。→ ASCII.jp:崩壊するB-CAS 今地デジ対応テレビを買うのは損! |池田信夫の「サイバーリバタリアン」
総務省の資料を読むと「具体的なプロセス」として
1「技術規格の開示を制限しない、新たな方式(いわゆる『ソフトウェア方式』)」については、2011年7月24日のデジタル全面移行の時期までに、可能な限り早期に導入されることが望ましい。
とあり、読みようによってはソフトウェア方式で内々に決まっているようにも見えます。また「新方式に対する期待」という資料もあり、新方式で何が期待できるかがまとめられています。以下引用&意訳。
- B-CASカード半分程度の大きさの地デジチューナーが実現
- 有機ELの普及による超薄型TVの実現
- ネットブックへのフルセグ統合
- 携帯電話のフルセグ対応
- 車載機器への地デジチューナー搭載を加速
富士通テンなどは2年ほど前にB-CASカードを内蔵してしまいましたが、邪魔であることには間違いないです。NECや富士通などは外資系ネットブックとの差別化用にフルセグを持ち込みたいところでしょう。
ネットブックに限らず、15.6型以上のフルサイズノートでも東芝などはB-CASスロットを備えた日本独自筐体を使っているので、ソフトウェア方式になれば欧米で使っているSatelliteシリーズの筐体を流用することができそうです。