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HP 2009冬モデル 詳細
hp2009年の冬の新製品発表会 in 丸ビル。NHKや民放、日経新聞など大手メディアのカメラマンや記者に加え、小飼 弾氏など有名ブロガーが入り交じるという今風の発表会でした。残念ながら最も見たかった「Envy」シリーズの投入は告知されず。
→ Voodoo血統の HP Envy 13, Envy 15 2009.9.15
あとで聞いたところ社内でEnvy投入の検討はしており、国内販売の可能性はあるとのこと。ラインナップ的にハイエンドが欠けており、ブランド面でもフラッグシップ投入の効果があると考えているそうです。ただ今の日本の景気で20万円を超えるノートが売れるのか?という点で引っかかっているらしい。DELL adamoもあんまり売れてないとか。
→ デル adamoが売れているらしい 一部訂正 2009.4.7
営業部隊が中心の日本hpのなかでは数少ない技術畑?の菊池さんによる解説。
● Pavilion dv7 公式仕様
Envyの投入が無かったことから、最上位機種はCore i7に換装された新「Pavilion dv7」になります。Core i7が目玉ですが、もう1つの目玉はSSD。HDDとの選択になりますが、SSDを搭載可能です。
・ 17.3型 (1600 x 900)
・ Core i7 720QM or 820QM (Quad Core)
・ HDD or 高速SSD (Seq.R 220MB/s, Seq.W 120MB/s) メーカー不明
・ Geforce GT230M 48基 (FFベンチ 7833)
SSDのメーカーが不明となっていますが、突っ込んでみたところ‘いまのところ’Samsung製とのこと。
菊池氏「SSDは(製品が未成熟で)不具合が出たりするので、メーカー固定で販売しないことにします。」
先日もIntel SSDの不具合事件がありましたが、そういった際に固定していると出荷できなくなるためメーカー決めうちは今回しないそうです。メーカーによっては上記より速い性能になることもあるとのこと。
● Pavilion dv6a 公式仕様
私の知る限りでは15、16型クラスの値崩れの先陣を切ったモデルと思われる、ネットブック並みプライスの16型ノート「Pavilion dv6」。Intel仕様のdv6iとAMD仕様のdv6aがありますが、dv6aは冬モデルでPumaからTigrisプラットフォーム(AMD M880G)へと進化。
内蔵GPUも「Radeon HD 3200」からDirectX10.1対応の「Radeon HD 4200」へと進化しています。ゲーム性能はあまり期待してはダメです。
・ 15.6型 (1366 x 768)
・ GPU チップセット内蔵「ATI Radeon HD 4200」
・ 2.8kg
● Pavilion dm3 公式
最もそそられたのがこのモデル。いまどきアルミボディも珍しくないですが、過飾の無いシンプルボディで最厚部 3cm以下でソリッドな印象。またキーボード底がカッチリしています。エンジ色天板で趣のあったProBookはキーボードたわみまくりで失望度が大きかったですが、これはいい感じ。裏面は黒で残念。総アルミボディとはならず。
→ 西川和久の不定期コラム: 「ProBook 4510s/CT」
・ 天板メタルボディ
・ 13.3型 (1366 x 768)
・ 通常電圧版 Core 2 Duo or 超低電圧版 Celeron SU2300
・ Geforce G 105M or Intel GMA 4500MHD
負荷はかかってない状態ですが、パームレスト部の熱は中程度。
● Pavilion dm1 公式
各社から新製品が相次ぐCULVノート。旧来のネットブックと較べると11型とやや大きい液晶とデュアルコアCPUにより、パフォーマンス面での満足度が高められています。重さは1.49kg。キーボードはMiniシリーズの流用かもしれません。これもキーボード底面はしっかりしています。
・ 11.6型 (1366x768)
・ デュアルコアCeleron / Intel GS45
・ 1.49kg
・ USB x 3, HDMI 1.3b
あまり写真を撮ってなかった...
● HP Mini 110 公式
女性には大注目と思われるモデル。
箔を2枚重ねにした3D Imprintにより、立体感のある切り絵のような天板が美しい。男性ユーザーを完全にぶっちしたデザインが特徴的です。裏面はちょっと残念。バッテリーも白くして欲しかった。
前回のヴィヴィアンタムエディションがコッテリアジア風でしたので、180度趣を変えてきましたね。この変わり身の早さがhpの強さですね。
・ Atom N280
・ 量販店モデル 10.1型 (1366 x 768) or 直販モデル 10.1型 (1024 x 600)
2層のImprintにより立体感がある天板 旧デザインもあり
● TouchSmart tx2 公式
マルチタッチで注目を集めると思われるタブレットPCですが、実際触るともっさり感あふれる動作。iPhoneに遠く及ばないフィーリングはどうにかならなかったのか。重さはAeroのせいなんでしょうか。Microsoftにがんばってもらわないとダメですね。