29
10
NVIDIA GeForce 300M 中身は何でしょう
NVIDIAサイトにGeForce 300Mシリーズが一瞬出ていたとのこと。NVIDIAの最新GPUといえば「Fermi」の呼称がついた「GT300」ですが、これはメインターゲットが業務用というかスーパーコンピューター的な用途で売り出すので、コアサイズが30億トランジスタと尋常ではありません(Penrynは約4億1000万)。→ The AMD's Cafe:NVIDIA、GeForce 300Mシリーズのモデルナンバーをリーク
とても個人がちょこちょこ使うようなノートPCではペイしない巨大コアなので、シェーダーをごっそり削った小さなコアを用意しないと売れないでしょう。それがいつになるのかという話ですが、既にコアの用意ができているRadeon勢より先に出るということはまず無い気がしますが。最近のNVIDIAの行動を見ていると、200Mシリーズのリネームで済ましてしまいそうなのが恐いところです。
Radeonはノート向けのハイエンドとなりそうな「Juniper」が既に販売中です。ノートではトラブルを嫌って多くの大手メーカーがさらに下の「Redwood」相当のコアに流れそうな気がしますが、Clevoあたりは普通に載せてくるでしょう。
→ 北森瓦版 - Radeon HD 5700シリーズが発表される
→ 栄枯盛衰 AMD (ATI)の逆襲 Radeon HD 5800:蹴茶
→ Radeon HD 5770/5750が各社から発売、メインストリーム初のDirect X11対応GPU