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Google Chrome拡張 自動ページ送り機能の差異を調査した
※ 2011年1月17日追記その後「AutoPagerize」でGoogleの検索結果ページをダブって読み込む症状が出たため、現在は「AutoPatchWork」を使っています。「AutoPatchWork」の現時点でのバージョンは1.7.1。テストした日経トレンディなどは「AutoPagerize」同様に先読みするようになっています。CNETフォトリポートでの挙動は変わらずかな?
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ブラウザ拡張機能の定番オートページャー。自動で次のページを読み込んでくれる機能です。
Google Chromeにも2つの有名アドオンがあります。
→ AutoPagerize for Chrome - Google Chrome 拡張機能ギャラリー
→ AutoPatchWork - Google Chrome 拡張機能ギャラリー
使い勝手がいいと思うのは「AutoPagerize」の方ですが、これの違いについてザッと説明。
テストとして日経トレンディのページを読んでみます。
左が「AutoPagerize」、右が「AutoPatchWork」です。
自動送りが機能していることを示す■マークの出る位置が若干異なります。
AutoPagerizeが最初から2ページ目を読み込んでいるのに対し、PatchWorkの方は読めてません。
スクロールバーの下部をクリックし、ページを1ステップだけスクロールさせてみたのが次。
左「AutoPagerize」は3ページ目をオープン。
右「AutoPatchWork」は2ページ目を開きましたが、3ページ目はまだです。
「AutoPatchWork」はページの最下端までスクロールさせれば次ページを読んでくれますが、1度下がってまた上がらないと読めないので不便と言えます。
次に試したのが悪名高い(?)CNETのフォトレポート。
1ページに1画像しか表示させないという恐ろしいページ構成です。
ここでも「AutoPagerize」は威力を発揮。一方「AutoPatchWork」はさきほどと同じで未読のままです。
スクロールさせていきます。
「AutoPagerize」は次々に読み込んでいきますが、「AutoPatchWork」はどうも鈍いままです。
こんな感じなので、お勧めは「AutoPagerize」です。
ちなみに、上の図中で描いている矢印や枠も拡張機能「Aviary Screen Capture」で描いたものです。
→ Aviary Screen Capture - Google Chrome extension gallery
■ 2010年2月追記
日経BP(business.nikkeibp.co.jp)でAutoPagerizeが機能しないケースが発生。
AutoPatchWorkなら問題なし。
CnetにはAutoPager対策らしき妙なURLを持ったフォトレポートが登場。
■ 2010年4月追記
アイコンが商業チックな「AutoPager Chrome」をチェックしてみましたが、読みこみタイミングが遅い他、JBPressで画像がカットされるなどあまり使い勝手はよくありませんでした。
→ AutoPager Chrome - Google Chrome 拡張機能ギャラリー
■ おまけ
いろいろ出来るものですねぇ...
非拡張機能版もある。
→ 無料で使えるオンライン統合画像編集ツール『Aviary』がすごすぎない?! - IDEA*IDEA