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Sandy Bridgeは情報が続々

後藤氏ときっちり役割分担してきた笠原氏のコラム。
 → Sandy Bridge世代のモバイルプラットフォーム「Huron River」

うちの常連さんに「Sandy Bridge」の説明をする必要はないかと思いますが、「Sandy Bridge」は来年の1月~3月の間にリリースが予定されている新世代アーキテクチャです。

「え、もう新世代? 早すぎない?」

と思うのですが、それもそのはずでCore (2) Duo系が長寿過ぎます。
Core (2) Duoが始まりを考えると、2003年の「Penitum M(Banias)」まで遡ることができます。Intelのイスラエルチームが設計したアーキテクチャが随時改良を重ね、製造プロセスを進化させ、延々と使われ続けてきました。

200320042005200620072008200920102011
Pen M - Core (2) Duo Core i SandyBridge


昨年9月にやっと後継のCore i7(Clarksfield)が出てきましたが、これは結構熱かったので採用はハイエンドに留まり、広く目にするのは先日リリースされたArrandale搭載機を待つこととなりました。

そんなこんなで待っているうちにまた次のイスラエルターンがやってきてしまったことになります。SandyBridgeの次はシュリンクされたIvyBridgeが予定されていますので、おそらく2年は確実にSandyBridgeの血統が君臨すると思います。その先に何が来るのかはまた興味のあるところですが。