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H-IIA (H2A) 17号機 打ち上げ成功 イカロスの展開方法

金星探査機「あかつき」と小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」を載せたH-IIA (H2A) 17号機 打ち上げ成功。成功率は94.1%となった。

  ↓朝日新聞は今回も自社機「あすか」からの空撮動画付き。

あかつきは縦横約1.4メートル、高さ約1メートルの箱形で重さ約500キロ。宇宙航空研究開発機構が17号機に搭載したカメラ画像で、正常な切り離しを確認した。順調にいけば12月上旬に金星のそばに到達し、金星の周回軌道に移る。
 → asahi.com(朝日新聞社):探査機「あかつき」、金星軌道に H2A打ち上げ成功 - サイエンス


今年はあとGPS衛星「みちびき」を打ち上げる予定。

イカロス フェアリング内
イカロス 分離前
イカロス 各種機器
イカロス 展開第一段階
液晶デバイスによる姿勢制御の実験 反射率の差を動力とする
イカロス 実験


ロケットに固定した状態のまま、ロケットごと5rpmの回転をかけて分離。その後、スラスターで25rpmまでスピンアップし、遠心力を利用して展開開始。


来年2011年は日本のスパイ衛星2基と水循環変動観測衛星、あと相乗りを利用して格安料金を提示し韓国から受注した多目的衛星「アリラン3号」を打ち上げる予定。