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スーパーコンピューターランキング、上位5つのうち3つがTesla
ふーんで終わってしまうニュースではありますが、興味を引くのはTesla。上位5つのうち3つはNVIDIAのTeslaを含む構成になっています。→ Three of world's top five supercomputers powered by NVIDIA Tesla GPUs by VR-Zone.com
1.Tianhe-1A(中国)Tesla!
2.Jaguar(USA)
3.Nebulae(中国)Tesla!
4.Tsubame 2.0(日本)Tesla!
5.Hopper(USA)
日本勢は4位に東工大のTUBAME2.0がランクイン。トップ5に入ってるだけで凄いものですが、さらに1.34MWという消費電力の低さも日本的。3位のNebulaeが2.55MW、5位のHopperが2.93MWですから、電力効率の良さは際だっています。
NVIDIAのチーフサイエンティストBill Dally氏曰く「Tsubame 2.0は過去最高の高いエネルギー効率でペタフロップスーパーコンピューターを実現し、パフォーマンスと性能を両立させた目覚ましい成果だ。」とべた褒めです。NVIDIAが日頃訴えている理想を実現したシステムと言えますが、東工大にしてみれば日本の高い電気代を抑えるという切実な問題がありそうな。
中国や米国のスーパーコンピューターは必ずと言っていいほど核兵器のシミュレーションが付いて回りますが、GPUで構成されたスパコンで核兵器のシュミレーションって可能なんでしょうか。NVIDIAが「核兵器開発にも使えます!」とアピールするわけはないので、その辺はよくわかりませんが。
→ NVIDIA HPC公式ページ
PCゲームへの傾倒はそこそこに、将来はHPCと小物ガジェットで売り上げの過半を賄うという計画は着々と進行中のようです。