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一太郎の呪縛解けたジャスト 互換ソフト開発の裏話

先日のジャストシステムがオフィス互換ソフト参入に関する裏話。

「あの当時(浮川夫妻在籍時)だったら今回の互換ソフトを出せたかどうかは分からない」とジャストシステムライセンス事業部の植松繁事業部長は漏らす。
 → 一太郎の呪縛解けたジャスト:日経ビジネスオンライン


ジャストシステムの迷走話を聞くと頭をよぎるのが「InternetDisk」というサービス。
これはジャストシステム運営のオンラインストレージで2002年にサービスを開始しています。

「クラウド」なんて言葉は全く耳にしなかった時代に、既にATOKの辞書同期などアプリとオンラインストレージの連動を実現していました。これをDropBoxやEvernoteのようなアプリへと昇華させていれば、また違った今があったと思います。

たとえばATOKの設定や辞書を同期させるATOKSyncは、InternetDiskを媒介することを前提に実装されたATOKの機能だ。(略)しかし、せっかく容量が1GBクラスになってきたのだから、もっと様々な場面でInternetDiskを活用したい。たとえばメールやスケジュールに関しても、InternetDisk上にマスターとなるデータを置き、複数PCの同期を行なえれば便利だろう。
 → 本田雅一の「週刊モバイル通信」


当時、本田さんのようなユーザーの声が既にあったわけで、おそらく社内の若手からもアイデアが出ていたのではないでしょうか。結果としてこの成長分野で何もできなかったことは、やっぱり浮川夫妻の手腕に話が行きつくことになります。


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 → Google創業者は最初ジョブズに経営を任せたかった【湯川】 : TechWave