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SSD春の陣: Inlte 510 シリーズ、Micron RealSSD C400

IntelのSSD新シリーズ「510 series」が3月1日に市場投入。
 → 北森瓦版 - “Elm Crest”―Intel 510-series SSDは3月1日にローンチされる

 250GB Read 470MB/s Write 315MB/s
 120GB Read 400MB/s Write 200MB/s
 どちらも Read 20000 IOPS Write 5000 IOPS

25nmプロセスのNAND型フラッシュを使うと言われていたように思いますが、結局34nmで立ち上げ?

新型SSDといえば、MicronのRealSSDもC300の後継 C400がそろそろ登場。こちらは25nmプロセス採用となっています。
 → [PC Watch] Micron、リード415MB/secに高速化した「RealSSD C400」

CPUと違って製造プロセスが微細化してもあまりメリットが無いのがNAND型フラッシュ。メリットは消費電力とコストの低下。デメリットは耐久性と性能の低下(当然対策されるので、先のC400でもC300同等の製品寿命が確保されてます)。
 → Micron C400 (Crucial m4) 25nm SSD Update | StorageReview.com

参考になるのが同じ「OCZ Vertex 2」の25nm (Micron)と32nm (Hynix)を較べた記事。NANDフラッシュのメーカーが違うので単純比較は難しいのでしょうが、微妙に25nm搭載品の方が性能が悪い。
 → OCZ Vertex 2 25nm Review (OCZSSD2-2VTXE60G) | StorageReview.com

書き込み回数の減少だけでなく、DRAMのようなリフレッシュ処理が重要になってきたり、NANDの特性にあわせた作り込みが必要になるなど、プロセスの微細化がSSDメーカーの淘汰を推し進めるかもしれません。
 → 制御ICで決まるSSD、微細化進展で信頼性確保が課題に | EE Times Japan