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シャープが堺・亀山の液晶工場を休止、真相は大震災でなく販売不振

前々から言われていたソニーがシャープ堺工場から手を引きつつあることの余波。
 → シャープが堺・亀山の大型液晶工場を休止、真相は大震災でなく販売不振

とはいえ、液晶業界の苦境はシャープだけの問題でもなく、Digitimeなどを流し読んでいるとAUOやCMIなどの台湾勢、中韓系のBOEや韓国LG Displayも赤字(Google ニュース検索)。ウォン安などもあってなかなか赤字にならないSamsungまでもが部門赤字となり足を引っ張られています。

韓国のサムスン電子は7日、2011年1~3月期の連結営業利益が前年同期比34%減の2兆9千億ウォン(約2300億円)前後になったもようだと発表した。10年10~12月期比では4%減。液晶パネルの価格下落が響いて部門赤字となった可能性がある‥‥
 → 日本経済新聞


海外メーカーの経営者は大震災による日本製パネルの供給減→パネル価格上昇のコンボに期待しているようですが、先の記事を読む限りそのあても外れるかもしれませんね。

エルピーダをはじめとするDRAM業界も世界的に苦戦してますし、ある程度活況を維持できているのはNANDフラッシュぐらいでしょうか。