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Windows8の隠し機能10、WinFS復活、ISOマウント機能も?

WinFSの記事でしたが、リンクが切れていたのでついでに書き直し。

今年の9月に最初のベータが出ると言われているWindows8。
リークしているプレベータからWindows8 10の新機能を紹介した記事。
 → 10 hidden features in Windows 8 | ITworld
 → Win Rumors: Windows 8 includes new Protogon file system, return of WinFS?

5月末の記事なのでComptexの発表でアップデートされているものもあります。
製品版で同じ機能が搭載されるとは限りませんが、簡単に紹介です。

1.Windows Store
散々既報ですが、AppStoreのWindows版。
アプリケーションエクスプローラーで分類管理します。

2.2つのインターフェイス
ComptexではタイルUIが発表されてます。
現行はマウスとキーボードが前提のインターフェイスなので、Windows Phoneではなく、タブレット市場でも Windows 8 で戦うつもりなら必須でしょうね。

PDFリーダーを標準搭載。

3.20秒以下の起動
標準シャットダウンの挙動が変更され、全アプリの終了、ログオフ後にハイバネーション(メモリの中身をHDDに移す)。起動時はHDDからメモリに書き戻します。

これにより初期起動時に読み込む膨大なファイル群、ドライバの読込、サービス起動をカットします。

4.自動メンテナンス
エラーを自己診断し、対応策を取ります。
「デフラグ」1つ取っても、理解しているのは極一部ユーザー。
自己診断の進化は妥当な展開。ただ、それで重くならなければいいのですが。

5.デフラグ
SSDのTrimなどをより簡単に行えるよう進化したデフラグ。
加えて不良セクターを管理してファイル紛失を避ける "Spot Verifier"機能を搭載。
(デバイスのファームウェアも似た機能を持っているはずですが)

また"NT Protogon FS driver"という謎のシステムドライバーが存在するとのこと。
名前からして思い出すのは「WinFS」。
Vistaが遅延しまくったあげくに大転けした主犯格とも言える大物機能です。
Vistaの大本命「WinFS」を開発中止に追い込んだMSの企業文化とは?)。

これがファイルシステム全体を刷新する大がかりな新機能なのか、ちょっとしたサブシステムなのかは不明とのこと。

6.パフォーマンスアップ
随所をブラッシュアップ。

7.ユーザビリティの向上、少ないクリックで
公共WiFi用のダイアログ提供?
マクドナルドのWiFiなどでは一旦ブラウザが開いて認証しますが、そういった手間を減らす機能?

8.新ウィンドウズエクスプローラー
リボンUI採用。
ただでさえ縦解像度が削られているのに、さらに削り取られてしまう...
即効でオフにしそうです。

9.ISOマウント
巷にはサードパーティ製のバーチャルドライブが溢れてますが、純正のものが用意されるそうです。バーチャルドライブはトラブル要因になりやすいので、これは嬉しい。

10.Windows版タイムマシン
MacOSのあれのWindows版。


WinFSもどきが見え隠れしてますが、基本大がかりな改変というのは無さそうです。
Windowsのバージョンは
 5.0 Windows 2000
 5.1 Windows XP
 6.0 Windows Vista
 6.1 Windows 7
と来てますが、次は6.2っぽいですね。